石川県金沢市において職人としての道を歩み始めました。
そこでの修行を経て、丸山表具店に加わりました。約20年にわたり、様々な表装に携わりながら、日々技術を磨き続けています。
表装技能士としての経験を通じて、伝統的な技術と現代のアートを融合させることに力を注いでおります。
お客様のニーズに応じ、美しさと耐久性を両立させるために、適したアプローチを大切にしています。
また、職人としての姿勢だけでなく、お客様とのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築くことを心がけております。
「どんな小さなご要望にも真摯に向き合い、最高の仕上がりをお届けすることが使命だと考えております。」
今後も表装の世界での技術向上とサービス向上に真摯に取り組み、皆様に満足いただける表装作品をお届けできるよう、努力し続けてまいります。
ご自宅の和室の床の間を想像してみてください。そこには、掛け軸や屏風、額などが飾られているのではないでしょうか。私たちは、それらを美しく保つために、張り替えや仕立て、修復などのサービスをご提供しています。
襖や障子は、和室の仕切りや明かりを取るのに使われるものですが、経年劣化や汚れなどで傷んでしまうことがあります。
張り替えることで、新しいもののように蘇ります。
掛け軸や屏風、額は、日本の伝統的な美術品です。大切に保管していても、経年劣化や破損などで修復が必要になることがあります。私たちは、伝統的な技法を用いて、丁寧に修復いたします。
一般のご家庭の方はもちろん、建具屋、仏壇屋、お寺、最近では工務店や企業様からもご依頼をいただいております。
使用する和紙、サイズ、傷み具合によって費用は変わるのですが、目安としまして、
襖1枚両面貼り替えの費用は、1枚あたり10,000円(税別)です。
襖サイズの障子1枚を貼り替える場合、費用は2,400円(税別)です。
掛け軸、額、屏風に関しましては、作品の大きさ、仕立て方、使用する裂地、修復の内容が異なりますので、お客様とご相談しながら、お見積もりをお出しいたします。
越前和紙の産地である福井県越前市にございます。
また、歴史的な建造物や伝統工芸品が数多く残り、美しい景観や文化を楽しむことができる地域です。
お客様からいただいた感謝の言葉が、私にとって最も印象深い瞬間です。特に、掛け軸を仕立てた際に「作品が引き立っていて、すごく綺麗に仕上がっている」というお言葉を頂戴したことは、嬉しい思い出となりました。
掛け軸の仕立てにおいては、選んだ裂地が作品の良し悪しに大きな影響を与えます。そこで、色合いの調和や作品の内容を考慮しながら、より一層作品を引き立てるための裂地の柄や色を慎重に選び抜いています。
お客様の作品に合った最適な裂地を見つけ、それを使って丁寧に仕立て上げることで、美しさや表現力が一層際立ちます。これからも心を込めてお客様の作品を引き立てるお手伝いをさせていただきます。
国家資格を有する一級表装技能士が二名在籍しております。熟練した職人が長年の経験に基づき、お客様の疑問にも丁寧にお答えさせていただきます。
一般のご家庭や店舗、またお寺での現場仕事も多数経験しており、幅広い経験を積んで参りました。
現代のインテリアの雰囲気に合うパネルや掛け軸の制作を進めております。
2024年1月からは紫式部を主人公とする大河ドラマが放送される予定ですので、それに関連した越前和紙を使用した商品の制作に取り組んでおります。
立地を活かして伝統工芸品を取り入れた商品や、作家さんとのコラボレーション商品を製作し、していきたいと考えております。仕上がった商品につきましては、ホームページなどを通じて販売する予定です。