「一期一会」の掛け軸の修復を承りました。
まず、初めに行ったのはシミ取り作業です。
年月とともに付着したシミや汚れを、ぬるま湯に浸けるのを2度繰り返し取り除きました。
シミを取り除いた事によって、作品の美しさを引き立たせ、輝きを一層際立たせることが出来ました。
その後、丹念な乾燥作業を行い、損傷箇所を確認しながら次の段階へと進みました。
次に、生漉き紙で肌裏・増裏打ちを行います。
長い年月を経て劣化した作品も、裏面から支えることで、丈夫さや風格を保つことができます。
裂地は、お客様のご要望でお預りした際に使用されていた裂地をそのまま再利用。
裂地の絹糸の劣化、汚れの状態が進んでいない物は再利用する事で慣れ親しんだ気持ちで掛軸を鑑賞できます。
(施工期間:2か月)






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